プロローグ 舞鶴自走
2008年8月18日、京都を朝から暑い日ざしが照りつける。
自分と1回生を含む4人はメンバーで一番遅く、11時に大学近く、北野白梅のイズミヤ前からスタート。京都市内から110km先の舞鶴港フェリー乗り場を目指します。
集合早々にスピードメーターのセンサーを忘れたのに気付きテンションが下がる。
先発のメンバーは早くも5時に舞鶴へ向かったそうで、「さすがに早すぎるわぁ、でもそれくらいがちょうどかな?」とまだその頃は余裕をこいていました。
西大路を下がり国道9号を走ります。京都縦貫自動車道との分岐点から登り始めるなと去年のことを思い出していると歩道の分離ポールに激突、派手にこけました。
完全によそ見をしてたのですがTLなので無様な光景は誰にも見られてません。中途半端につくった傷は結局合宿後まで残ります。
国道をだらだら登り亀岡市内を抜け13時くらいにそろそろ昼休憩をとろうとAコープを目指します。「もうすぐ昼飯なっ」と言いながらこんなに遠かったのかAコープ!着いたのは1時間後。
5時ごろに先発していた主将から連絡があり、13時にはもう舞鶴に到着していたと。このまま行けばこっちのペースと結局同じやんか!途中落ちそうな装備をくくり直したり、立命OBの方と話し込んだりしたものの。
あっちが速いのか、こっちが遅いのか・・・。
途中休憩を挟んで舞鶴に到着したのはすでに暗くなった19時。急いでフェリー内での食料を買うためスーパへ駆け込みます。ここで昼晩用どちらもやきそばをチョイスしたため、後に4食連続でやきそばを食べることになる。
集合場所の東舞鶴駅には今年卒業されたOBの方がいて驚きました。そういえば去年も別の方がこられてました。自分も卒業したら見送り行こっと。
フェリーは日付が変わってからの出港なので(19日になるとちょっと安くなります)ちょっと駅前で待機。フェリー乗り場についてからも待機。
乗船後すぐに船内のお風呂に駆け込むのは常識です。
100km走った汗も流し後はおやすみなさい。
翌日起床したのは昼前。低気圧の影響とやらで大型船のわりに揺れる揺れる。普段なら飲んで食べてはしゃぎまくるRCCメンバーの意欲をことごとく奪っていきました。
昼食は船内でジンギスカンを味わいます。
小樽までの20時間の半分を寝て過ごすだらだら船旅もこれからの体力を増幅させるためには不可欠なんだよ。